【2024年10月12日(土)】
こんにちは!平久小学校地域学校協働本部です。
絵画を鑑賞しながら色々なお話を楽しむワークショップ「みるはなきっず」
今回は学校を飛び出して美術館で本物の作品を実際に見てお話するツアーを実施しました♪
今回のみるはなきっずの会場は、平久小学校からほど近い『東京都現代美術館』
現地集合をしてすぐに、野外にある作品で、オノ・ヨーコの「クラウド・ピース」(これが作品とは思っていなかったかも😯)を鑑賞。
作品に映る空や自分、草や虫たちを見ながらお話ししました。
入館後、まずは研修室で鑑賞の準備と美術館のルールを確認してから展示室へ向かいます。
今回は
・コレクション展の中園孔二「無題」
・企画展サテライト展示の名和晃平「PixCell-Lion」
の2作品を鑑賞しました。
お題の作品展示室に向かうまでのあいだも、様々な作品と出会いみんなキョロキョロと興味津々です。
「無題」がある展示室に入り、静謐な空気と囲む大きな絵に少々圧倒されながら対話型鑑賞スタート!
作品に描かれている、例えば目の表情であったりポーズに注目して想像は膨らみます。
さらには絵の外側にも想像を拡大して物語の場面のような対話が進みました。
お友達の意見を聞くと、それに刺激されてまた発見があったり…
また、絵の具の使われ方など別の面にも着目して、見えるようで見えない、分かりそうで分からない、不思議な暗闇への想像が深まる子どもたち。
作家さんの創作の意図に迫るような着眼点でした。
次の作品「PixCell-Lion」はキラキラした立体作品!
ライオンの周りをぐるぐる周りながら鑑賞しました。
例えば
水玉に閉じ込められたライオンが歩いているのはどこだろう?
生きてる?生きてない?
時間が止まってるみたい??
などなど、感覚を働かせてたくさんの意見が出てきました。
みんな、普通に考えると有り得ないライオンに寄り添って何かを感じる力が発揮されていました。
2作品の鑑賞と対話を終えて研修室へ戻ったら、さっそくレポート製作にとりかかります。
グループに分かれて大きな画用紙に作品の写真を貼り、クレヨンで今日の発見や感じたことをアウトプットしてみましたよ👆
ひたすら自分の感じたことを描く子
お友達とおしゃべりして振り返りながら描く子
初めましてのお友達と協働作業をしながら新たな視点を得る子
など
まるで詩のはじまりのような、小説の書き出しのような言葉を編み出してみたりと、新たな創作につながる予感もしました😌
初めての美術館ツアーでしたが、素晴らしい鑑賞マナーと集中力で観察力と思考、想像力とひらめきが冴え渡った2時間でした。
2作品とも題名、作家などについての情報なしでファシリテーターの質問から対話が進むスタイル。ひとりでは行き着けない誰かと一緒だからこその、いつかどこかで思い出すアート体験になったことと思います。
今回ご参加くださった皆さん、ありがとうございました😊
今後も同様の対話型鑑賞ワークショップを実施できればと思っていますので、どうぞお楽しみに!
【東京都現代美術館(東京・江東区)】
https://www.mot-art-museum.jp/
「みるはなきっず」では、みんなで絵を見るだけで「自分の目で見て、考える力」が養われます。
学校取り組みの一環である自主学習のテーマにもできますので、興味のあるお子さんはぜひお気軽にご参加ください👐
みゅうゆう先生&りお先生
【対話型鑑賞について】 NY近代美術館が開発したプログラムで、絵を見て自分が感じたままを話し、他人の意見を聴くことで観察力、思考力を深め、対話によって共感力、想像力、自己肯定感が高まる効果が期待できるというものです。 対話型鑑賞で得られる効果はハーバード大学によって実証されており、近年では大学から小学校、幼稚園、企業などが取り入れています。 |