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【活動レポート】ウィークエンドスクール10月-スポーツ教室(かけっこ)を実施しました

2025/10/29

Hey!Q活動レポート ウィークエンドスクール

  【10月20日(土)】

こんにちは、地域学校協働本部です!
ウィークエンドスクール10月「スポーツ教室」を実施しました。
今回のテーマは「かけっこ」
運動会間近ということもあり、速く走れるようになりたい子供たちがたくさん参加してくれました!

①低学年の部
まずは上手に早く走るためには体はどういうふうに動かしたらいいのか?といった基本の【体の使い方】を教わります。

足のバネ(ジャンプ力)を意識してみよう!
ここでは、ボールを使って自分の“弾む力”を感じ取る練習をしました。

まずはボールを観察しながら、
「ボールってどうやって弾んでいる?」「どうするとよく弾んで、どうだと弾まないかな?」といったことをみんなで考えてみました。

そのあと、自分たちがボールになったつもりでジャンプ!
“ボールなりきり練習”で、体を弾ませる感覚を楽しみながら自然と動きを掴むのが狙いです。

遊びの延長のような雰囲気の中で、子どもたちも早々に練習を楽しんでいました♪

走り出す際の重心のかけ方はかなり重要なポイント!?
この重心の使い方を意識するかしないかで、走るスピードが大きく変わるそうです。

まさに“走り出しの良し悪しが、かけっこを制する!”といっても過言ではない??

見学していた保護者の方々にもご協力いただき、体を少し前に倒して重心を前方にかける練習を一緒に行いました。

タコやイカのものまねをしながら横断歩道を渡る!?
そんなユニークな設定で、走り出しの練習を行いました。

校庭に引かれたラインを“横断歩道の白線”に見立てて、その白線をまたぐように股幅を大きくとることを意識しながら走ります。

「タコのポーズ」「イカのポーズ」――

講師の先生が実際にタコとイカの動きの違いをモノマネで見せてくれるので、子どもたちはその違いをすぐに理解し、自然と体で表現できていました。

身近な生き物をイメージしながらモノマネをしているうちに、

「あれ? なんだかいつもより速く走れてる!」と感じた子も多かったのでは?

楽しみながら“速く走るコツ”を体で覚える、遊びと学びが一体になった練習でした♪

足をしっかり接地させて走れるようになる秘策!?
足に鈴をつけて走るというユニークな練習にも挑戦しました。

まずは両足でジャンプして、

→ 鈴の“きれいな音”だけを鳴らす
→ あえて“うるさい音”も混ぜて鳴らしてみる

といった動きを繰り返しながら、音の違いで自分の体の弾ませ方や足の着地の仕方を感じ取っていきます。

さらに、鈴の紐についているチューブを踏みつけるように歩く練習も行いました。
このときのポイントは、「靴底にグミがくっついてしまったイメージ」でしっかり足裏を地面につけること。

遊びのような感覚の中で、自然と“正しい足の接地”を身につけられる工夫が詰まっていました。

最後の仕上げは、昔話『ももたろう』のストーリーになぞらえた総まとめの練習でした。

これまでに教わった「タコのポーズ」「イカの姿勢」、そして「グミがくっついた靴底」の感覚など、すべてを意識しながら走ります。

中でも一番大切なのは“イカの姿勢”。

コーチは、

「普段の生活の中でもイカの姿勢を意識して過ごすことで、自然といい筋肉がついて姿勢が整っていく」

「イカのように姿勢よく、しなやかに。きれいな体はよく動く」

と話してくださいました。
シンプルだけれど、とても心に残る言葉でした。


②3年生~6年生の部

基本はやっぱり『イカのポーズ』
まずは基本の「イカのポーズ」からスタート。
中高学年では、より具体的に“水泳のけのび”の姿勢を意識して走る練習を行います。
ウォーミングアップをかねて、校庭を横断歩道の白線を大股でまたぐように、思いきり走ってみました。
みんながしっかり駆けだす際の重心を意識しながら、勢いよくスタートに挑戦できていました。

(途中、雨が降ってきてしまったため急きょ体育館に移動)

次に、足に鈴をつけて走る練習を行いました。
鈴の音を頼りに、自分の足の弾ませ方を少しずつ調整していきます。
また、チューブを「グミを踏みつけるように」イメージしながら足踏みしたり、走ったりして、足の接地を意識しました。
それぞれが、自分にとって一番心地よい足の動かし方を探りながら取り組んでいました。
「上手に走る」って、いったいどういうこと?
同じように走っていても、意識するかしないかで大きく違いが出ます。

この時間では、【体の使い方】について中高学年向けに、より詳しく学びました。
コーチは、連写写真を1枚ずつ再現するように、足の動きをポーズで見せながら説明してくれました。

「かかとがついていない!」
「足が三角の形になっている!」
そんなふうに一つひとつの動きをよく観察することで、子どもたちはたくさんの“気づき”を得ていました。

これまで「速い人がどんなふうに足を使っているか」をじっくり観察したことのある子は、おそらく少なかったと思います。
でも、ただがむしゃらに走るだけでは上手にはなれないこと。
速く走るためには、姿勢や体の動かし方など、いくつものポイントを意識することが大切だと気づく時間になりました。
足をしっかり上げて走る!
これも速く走るための大切なポイントです。

今回は、片足で立つ姿勢を“フラミンゴのポーズ”にたとえてイメージしながら、足をしっかり上げる練習をしました。
さらに、白い板を使って「足をどこまで上げるか」を意識づけながら走ることで、動きをより具体的に確認できました。

実際に板を構えて走ってみると、自分が思っているより足が上がっていないことに気づくなど、視覚的にもとても分かりやすい練習になりました。
上手に速く走るポイントは他にもいろいろ!
腕の振り方やスタート時の正しい姿勢なども、コーチから詳しく教わりました。

まずは“拳の握り方”。
両手に生卵を持っているイメージで、卵をつぶさないようにそっと握ります。
実際に力を入れて強く握ってみると、肩にも力が入って腕が振りにくくなることに気づきました。
卵が割れないくらいの力加減で拳を握り、腕はしっかり大きく振るのがポイントみたいです。

続いてスタート姿勢。
正しいフォームとしては、
・足を肩幅に開く
・集合写真の「2列目」に立ったときのように少し腰を落とす
・片足を靴1足分ほど後ろに引く
・前に出た足にぐっと体重をかける
→ そして勢いよくスタート!

この「集合写真の2列目の姿勢」がとても大事だそうで、どれだけスムーズに駆け出せるかがスピードを大きく左右します。

ほんの少しの意識や知識の違いでも、走りの結果は大きく変わる。
子どもたちはそのことを、実際の体験を通して実感してくれたと思います。
終盤では、素早く加速してスタートダッシュを決めるための「クラウチングスタート」にも挑戦しました。
“構え → セット → 飛び出し”の動きを、コーチが一つひとつ丁寧に教えてくださいました。

小学校の授業や運動会ではあまり取り入れられないスタイルですが、マスターできたらとてもかっこいいスタートです✨
大切なのは、最初の構え方。
そして、姿勢を保ちながら足をできるだけ速く踏み出すこと!

「足をどう上げよう」など細かいことを考えすぎず、思いきりスピードにのることを意識して走るほうが良いとのこと。
最後には、みんななんとなくですが形をつかんで、格好よく走れるようになってきたように感じます👌


今回の指導で特に印象的だったのは、【イメージ力を活かす指導】でした。

理屈で説明されるよりも、「イカのように」「タコのように」「フラミンゴみたいに」といった身近な生き物の動きを例にしてもらうことで、子どもたちは自然とその姿勢や動きをイメージし、体で表現することができていました。


言葉で理解するより、イメージで感じ取る方がずっと伝わりやすい——そんなことを改めて実感しました。

実際に指導の様子を見ていて、親としてもとても勉強になりました。



日本体育大学、児童スポーツ教育学部の皆さん、今回もありがとうございました!



😊ウィークエンドスクールについて😊 
ウィークエンドスクールとは、こどもたちの自主性、社会性、創造性を養い、健全育成と家庭・地域の教育力の向上を図る江東区の放課後や週末活動支援事業の一環です。


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