こんにちは!チームHey!Qです。
平久小3年生「昔の道具と暮らし」の授業を近隣地域の老人クラブの方々をゲストティーチャーとしてお招きするかたちで行いました。
授業では、まず暖房器具として使われていた道具類(火鉢→炭→炭団→七輪)の役割や使われ方などを教わりました。
「寒いときはどうしていたか?」
といったゲストティーチャーの問いかけの正解は至ってシンプル『とりあえず沢山着込む!!』だったのですが(笑)
単純なことだけれどこの回答は不思議と子どもたちからは出ず。
「火を燃やす」「ストーブをつける」など
現代の子どもたちには自分が着込むことよりもまず暖房器具を使用することが1番はじめに頭に浮かぶようで、盲点だった様子。
火鉢の話の際には、実際に炭にマッチで点火する実技を見せていただき、ここでも子どもたちからは「おーーー!!」といった歓声😅
というのもマッチを擦るということ自体を見たり、行ったりする経験がない子どもが多かったようです。
思えば家庭で着火に使用しているのはライターやチャッカマンが主流で、マッチはそもそも家に置いてないかも?ということに気づきました。
我々(チームHeyQメンバー)の世代であれば当たり前のマッチという道具も、今の子どもたちにとっては物珍しい道具になっていたんですね。
それを言うと、その後に登場したダイヤル式の『黒電話』も同じ反応で。
「ダイヤル回すの大変そう~」といった感想😅😅
チームHeyQメンバーだとこの黒電話もギリギリ現役時代を知っているので、時代の流れをひしひしと感じます。。。。。
冷蔵庫の話では、冷蔵庫というものが一部の家庭にしかなく、普通はその日に食べきれる分だけを買い物し、食べきれる分だけを作る。といったお話を聞いた子どもたち。
今では各家庭に当たり前に存在する冷蔵庫がいかに便利なものかを再認識した様子でした。
食品ロスなど色々と言われている昨今。
メンバーも「食べきれる分」を大事にいただくということを意識しないといけないと思いました。
板を使って石鹸を泡立てて、一生懸命にゴシゴシ・・・
「手が痛い」「濯ぎで水が冷たい」「水を変えるのが大変!」
『昔ってこんなに大変なんだ。。。。』
といった声が現場ではあちこちからチラホラ漏れていました😅
それでも、実際に自信で体験できたのでみんな楽しそうでした♪
なかには
『洗濯機よりも良く汚れが落ちた♪』
と気づく子も。
便利には違いないけれど、だからといって決して機械だから良い、手洗いだから悪い。ということではない、また昔が悪くて今が良いということでもないんだということを実感してくれたようです。
〈洗濯後に干される洗濯物たち〉
当日は快晴で洗濯日和でしたが、例えば
「冬は寒くてつらそう」
「お天気が悪かったらどうしていたの?」
といった気づきや疑問がどんどん浮かんだ子どもたち。
(ちなみに雨が降った日は晴れの日に持ち越しに。そうなると一度にやる洗濯物が増えるのでとても大変だったということです)
洗濯実技の体験を通して、昔の暮らしの大変さが身をもって分かったようでした。
その時代の人々にとっては当たり前のことだったのでしょうが、現代の子どもたちにとっては全てが新鮮!そして何をするにも今よりずっと大変だと感じたようですよ。
今回、学校の先生ではないゲストティーチャーの授業はとても新鮮だったようです。
心なしかいつもより関心深く、真面目に取り組んでいる姿が印象的でした。
昔の道具や暮らしを実際に経験されている世代の方から実体験をもとにした貴重なお話を聞ける、とてもいい機会だったと思います!!
さいごに
ゲストティーチャーとしてお越しいただきました木場一・六町会愛友会、牡丹2・3丁目笑寿会の皆様。
本当にありがとうございました😊😊