【2025年12月3日(水)】
こんにちは、地域学校協働本部です!
12月ウィークエンドスクール「平久科学実験教室」
今回のテーマは「デンプンをさがそう」
デンプンとは、食べ物に含まれる栄養素の1つで、主に体のエネルギーの元になる食品のうちの「炭水化物」に含まれています。
デンプンだけを取り出すと【白い粉】になります。
普段食べているどんな物に含まれているかさがしていきます。

スタート前の理科室の机の上には、沢山の道具と材料が置いてあり、子どもたちは早速興味津々でした♪
デンプンをさがすには、五感を使います。
ただし!理科室の物は決して口に入れない事!
と言う先生からの大前提のお約束を子どもたちは真剣に聞いていました。
五感をつかってもさがせない時は、色々な工夫をして五感でわかるようにします。
その方法の1つが【ヨウ素デンプン反応】
この言葉だけは覚えて帰ってほしいということで、子どもたち皆で復唱します。

五感を使うと説明のあと、6種類の【白い粉】で実験開始です。
見ただけでは何かがわからない。
手で触ったり、においを嗅いでもわからない。
口に入れたりは出来ない。
そこで其々の粉に【ヨウ素液】を垂らして、色がかわるかを観察してみます。
みんな、真剣な表情でスポイトを使ってヨウ素液をたらしていました。
暫くしてヨウ素液の茶色から、青色にかわった粉がありました。
結果、「お米」「片栗粉」「小麦粉」にはどうやらデンプンがあったようです。
そして、6種類の【食材】にもヨウ素液をたらしてみます。
ここでは「ご飯」「じゃがいも」「パン」の色がかわりました。
この実験を通して、「ヨウ素デンプン反応」を使って、色がかわる。という目で見てわかる方法を学びます。
また、この様に「小麦粉」から「パン」とかたちをかえても、デンプンは同じ様にある。と言うこともわかりましたね。
ヨウ素液と言う物を使い、犯人「デンプン」を見つける作業はまるで警察の鑑識のようで、ゲーム感覚でみんな楽しそうに実験に参加でいていました。
実験結果を先生に伝えて、自分なりの意見をしっかり伝えている姿はとても頼もしくみえました。
最後に、家でもこの実験が出来ることを教わった子どもたち。
ぜひ家でも身の回りのデンプンをさがしてみてくださいね!

講師を務めていただきましたディレクトフォースの先生方
今回もありがとうございました!!
次回のウィークエンドスクール「平久科学実験教室」もどうぞお楽しみに♪
(詳細は別途ご案内いたします)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
😊ウィークエンドスクールについて😊
ウィークエンドスクールとは、こどもたちの自主性、社会性、創造性を養い、健全育成と家庭・地域の教育力の向上を図る江東区の放課後や週末活動支援事業の一環です。



