【8月20日(水)】
こんにちは、地域学校協働本部です!
今年度ウィークエンドスクール「平久科学実験教室」第3回を実施しました。
テーマは「墨流し」
子供達は夏休み中のウィークエンドスクールということもあり、久しぶりに友だちに会えてか嬉しそう♪

実験の【墨流し】とは、水面に浮かせた墨や染料が油や風の力で複雑な模様を作り出す日本古来の伝統的な染色技法で、出来た水面の模様を布や紙に写し取る。と言うものです。
絹などの反物に転写させ長い時代、伝統工芸として愛されています。

まずは「水彩絵の具」「油絵の具」「墨・マーブリング絵の具」と其々の絵の具の特性を学びました。
水に溶けて、色同士が混ざって違う色になるもの。
水に溶けないもの。
水の上に色が浮き、色同士が混ぜない限り、混ざらないもの。
それぞれに違いがあり、何故そうなるか?を、解説いただきました。
「水に濡れる(親水性)」部分と、「水をはじく(疎水性)」部分が色の粒の中にはあるようです。
気になった方は、自分で調べてみても面白いと思います😊
百聞は一見にしかず!
さっそく水の上に模様を作り「布」と「葉書」に写しとってみましょう!
まず、先生がお手本を見せてくれました。
みんな、集中して説明を聞きながら観察をします。
そして班に戻ったら、先生方に指導を受けつつ、思うまま絵の具で模様を真剣に作っていました。
「布」や「葉書」に写し取る時が一番緊張する作業です。
水面に真っ直ぐ落とす練習をしてから、模様の上にそっと乗せていたのが、印象的でした。
出来上がった「布」や「葉書」の模様を興味津々でジッと見ている子、自分や他の友達のを比べたり意見を言う子など、ワイワイ楽しそうでした。
この実験で作ったものは、「世界でひとつ」でしかも「同じものは二度は作れない」ものです。夏休みの楽しい思い出、いい経験のひとつになっていたらいいなぁ。と思いました。

講師を務めていただきましたディレクトフォースの先生方もありがとうございました!!
次回のウィークエンドスクール「平久科学実験教室」は10月8日(水)放課後を予定しています。
詳細は別紙ご案内しておりますのでどうぞお楽しみに♪
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😊ウィークエンドスクールについて😊
ウィークエンドスクールとは、こどもたちの自主性、社会性、創造性を養い、健全育成と家庭・地域の教育力の向上を図る江東区の放課後や週末活動支援事業の一環です。