【2024年9月18日(水)】
こんにちは!平久小学校地域学校協働本部です。
絵画を鑑賞しながら色々なお話を楽しむ放課後ワークショップ「みるはなきっず」第3回!
夏休み明けのみるはなきっずは、1,2年生と3,4年生の2部制で実施。
みんな楽しみに来てくれるようで、見る、話す、聞く、考える、書くなど素晴らしい集中力でした♪
始まるまでの時間は、ちょうど今の季節の絵、江戸時代の中秋の名月を描いた浮世絵を見て思い思いにお話ししましたよ。
前夜、月を見上げたお友達もたくさんいたので、現代の十五夜のお月見とはだいぶ違う、お祭りのような賑やかで楽しそうな絵を見て羨ましくなった様子で「十五夜のお祭りやりたい!」と言う声も聞こえてきました。
今回の絵2作品は、物語性がある、描かれたものの関連性が想像しやすい、感覚器官を働かせて想像する、をテーマにしました。
全体的な色や形から場面を想像してイメージを膨らませ、他に描かれたものからより詳細な設定に思考が行き渡りました。
そして、それぞれの見方を受け入れながら、発想の相違を楽しむ方向に対話が進みました。
今回の2枚は、こどもたちには馴染みやすい、ファンタジーに入りやすい絵だったようです。
その場を共有したお友達同士から出た発想が刺激しあって発展した様子も伺えて、対話型鑑賞の面白さを感じました😊
いつもは元気いっぱいな低学年に押されて遠慮がちな3,4年生も、ゆったりと発言できて、筋道を立てる話し方に成長が感じられ、より深い対話になったのも収穫でした。
みるはなきっずマスターに認定したくなるリピーターのお友達はもちろんのこと、初めてのお友達でも楽しめるのが「みるはなきっず」の良いところ♪
みんなで絵を見るだけで、自分の目で見て考える力がつきます。
学校取り組みの一環である水曜日の自主学習のテーマにもできますので、興味のある方は是非ご参加ください👐
みゅうゆう先生&りお先生
【対話型鑑賞について】 NY近代美術館が開発したプログラムで、絵を見て自分が感じたままを話し、他人の意見を聴くことで観察力、思考力を深め、対話によって共感力、想像力、自己肯定感が高まる効果が期待できるというものです。 対話型鑑賞で得られる効果はハーバード大学によって実証されており、近年では大学から小学校、幼稚園、企業などが取り入れています。 |