【11月10日(金)】
こんにちは!チームHey!Qです。
好評企画の絵画を鑑賞しながら色々なお話を楽しむワークショップ「みるはなきっず」
今年度6月より平久小学校の朝活動(朝の授業開始前のウォーミングアップタイム)での『朝活みるはなきっず』がスタートしました。
6年生から訪問をスタートし10月末に4年生まで実施することができました。
朝の教室はまだざわざわしていることもありますが、パッと集中してくれるこどもたちと温かく見守ってくださる先生のおかげで開始2分でセッションに入ることができています。
絵をよく観ることから始まり質問を受けての対話。
慣れない経験なので、初めのうちは周りの様子を伺う場面もありますが、ひとつ発言が出るとすぐに挙手のラッシュ!
どんな発言も認められる安心安全の場だと分かると、自分の視点の発見を楽しみ、お友だちの発言を積極的に聞き、そこから新たな思考を得て自分の言葉で表現してくれる姿はとても頼もしいです。
前の人の発言を否定せずに自分の意見を「もしかしたら…」「たぶん…かもしれない」と、配慮のある言い回しも聞かれ、対話の力が育っていく現場になっているのを感じています。
また、発言には至らない子も興味を寄せて内的に思考を楽しんでいる様子も伺えて、個人を尊重しつつサポートの方法を私たちも学ぶ機会になっています。
観る→考える→聞く→話すのサイクルが回り出してたくさんの手が上がっているうちにセッションを畳むことにはなりますが、最後の全員参加のなりきりポーズはとても盛り上がってクラス全員の絵画のようになり、毎回の楽しみになっています。
一枚の絵を介して朝の15分は脳内フル回転、良い一日のスイッチになっているのではと想像します。
水曜日の自主学習、チャレンジウェンズデーの題材に提案するとリアクションもあるので今後の展開が楽しみです!
今後、低学年も訪問したいですし、高学年に継続して経験して欲しい思いもあり、放課後版などの企画とも並行して、みるはなきっずチームはこれからも活動を続けたいと思います。
みゅうゆう先生&りお先生
【対話型鑑賞について】 NY近代美術館が開発したプログラムで、絵を見て自分が感じたままを話し、他人の意見を聴くことで観察力、思考力を深め、対話によって共感力、想像力、自己肯定感が高まる効果が期待できるというものです。 対話型鑑賞で得られる効果はハーバード大学によって実証されており、近年では大学から小学校、幼稚園、企業などが取り入れています。 |
ーーーー
シーズンイベントなどで「こんなワークショップやってほしい」「こんなアイデアあります、協力できます」といったリクエストや、企画ご提案があればぜひチームHey!Qまでお知らせください♪
手芸やスポーツ、音楽などジャンルは問いません。
子どもたちにとって役立つ、楽しめるような企画を地域や保護者の皆さんにもご協力いただきながら作り上げていきたいと考えております。
また、そのような企画の立ち上げにご協力いただける方などおられましたら併せてお知らせください。
今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。
チームHey!Q